2019年2月13日水曜日

LUXMAM PD121、131シリーズの販売に関して

LUXMAN PD121シリーズの販売に関して。

PD121、121U、121A、131、K131。これがラインナップだ。

121はナショナル・テクニクス製、SP-10モーター採用。
121Uは、輸出使用の国内販売点用品で、内容は121。
121Aは、クォーツPLLモーター搭載。多分、日本電産製モーター。
131、日本電産製モーター採用。
K131、131のキット製品。全く131と同一内容。ただし、組立は購入者。







ヤフオクにおける販売価格。

PD121、121U、9万から10万程度。
121A、121よりもやや安価。ほぼ同一。
131、6万から7万程度。K131はやや安価。

納期は1ヶ月から2ヶ月程度。プレイヤーの在庫が有れば、数週間で商品化するが、通常は在庫がありません。その場合は、コア機が見つかるまで時間がかかる。それでも、オーダーから2か月程度有れば通常は引き渡しできる。

トーンアーム 「sme 3009s2 IMPROVEDを付けて欲しい」というオーダーが殆どだ。

3009s2 IMPROVED、5万円程度。専用のs2シェル(金網シェル)をセットするなら、7千から1万程度アップ。

3009s3シリーズ、5万から6万程度。






s2 IMPROVEDにしろ、s3にしろ、大変よいアームだ。音も良いし、美しい。耐久性も優れている。私が生涯使いたいアームの一つ。だから、「これはよい」といつも書いている。

その影響も有ってか、「smeを付けて欲しい」とカスタマーは考えるのかも。ただ、誰にも3009s2 IMPROVEDやs3がベストとは限らない。人それぞれ、求めるものが違うはずだから。

それに、s2 IMPROVEDにしろs3にしろ、205c2シリーズのような軽量タイプのカートリッジにしか合わない。s3は、改善され、現代の「硬くて重い」MCタイプのフォノカートリッジにも合うように設計されているが、基本は低質量、低コンプライアンス対応の
トーンアームなんです。

だから、自分が求めるものは何か、と言うのをよく考えて欲しい。例えば、同じsmeと言っても、オルトフォンSPUシリーズを使いたい人は、絶対に3009s2 IMPROVEDはダメです。サブウェイトを付けて無理矢理つじつまを合わせる、など言語道断。音は良くないし、重さに絶えかねて、アームが短期間で壊れるだけ。

DL-103等のMCタイプに合わせるなら、デンオンDENONのトーンアームはsmeを合わせるよりもベストマッチかも知れない。特にDA-309や307は低域共振を排除する仕組みが研究されていて大変よい音を出す。しかも精密感を醸し出す外観は素晴らしいし。

ただ、ビギナーなら、左も右もわからない、という事もあるかも知れない。それなら「ブログで見た3009が格好いいので憧れた」というのも否定はしない。形や雰囲気で始める、というのもあり得ます。

しかし、私の商品化で、PD121シリーズとsmeを組み合わせると相当高額になる。それは私にはどうしようもない。内容を見てくれ、ヤフオクで売り買いされるゴミのようなPD121やsmeとは全然違う、と考えてはいるが。

無理をして、高額なプレイヤーを買う必要はない。もっと手の届きやすいプレイヤーシステムでも、美しい音は充分楽しめるのだ。例えばポルシェの911の乗り味に惚れ込んだら、911を買うしか無い。他のスポーツカーでは、911から得られる喜びは感じられないから。

でもオーディオ製品は違う。特定のスポーツカーから感じる味は他の代替品では満足できないけれど、PD121でなくても、それに近い音をもっと安い費用で実現する方法は有るんです。



3009s2 IMPROVEDをどうしても手に入れたければ、テクニクスSL-1200が大変よくマッチする。初代のSL-1200がベストマッチだが、信頼性の向上したmk2以降モデルでも良い。SL-1200もまた、3009s2 IMPROVEDを想定して設計したモデルだ。




3009をあきらめればもっともっと気軽に始められる。デンオン、DENON DP-790シリーズや、DP-1700シリーズ。やや質素で禁欲的だが。基本に忠実で素晴らしい製品だ。私のプレイヤーで、2万円台から出品している。




デンオンでは華がないと感じるなら。マイクロ精機、DD-5がある。これ1台で完成しており、ユーザーが一切手を入れる必要はない。大変コンパクトな外観ながら、モーターもトーンアームも、そして外観も完成している。そして何より美しく、部屋にあるだけでうれしくなるプレイヤーだ。これが4万から5万程度。





現在ヤフオクで出品をしている。出品は場当たり的で、計画的には行っていない。だから、あなたが待っていても、欲しいモデルがちっとも出品されない、と言うことになる。

自分から積極的にオーダーして欲しい。メールでもtwitterでも構わない。

「**が欲しい。納期や価格を教えて欲しい」

こういう具体的なオーダーが有り難い。

 1200.tsl@gmail.com
 http://twitter.com/sl_1200a/


どんな相談にも応じる気持はある。「今は買えないが、半年先位に」というのでも構わないんです。ただ、正直に聞いて下さい。自分が今、私から何を聞きたいのか、あなたが何を欲しいのか、それをはっきり表して下さい。

あなたのオファーを待っています。私はあなたのレコードライフが素晴らしい形でスタートできるだけのものを提供します。

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