2021年3月19日金曜日

レコードプレイヤーの購入希望に関して

 レコードプレイヤーが欲しければ連絡を下さい

ヤフオク経由でも、私との直取引でも構いません。いずれにしても、発注をして下さい。「何々を買います」という意思表示が欲しい。あなたの発注のために、様々な準備をします。元になるベース機も調達しなければならない。

価格はこちらから提案します。金額は双方が相談して決めるものですが、基本的に売り手(私)が提示します。それに対して「はい」か「いいえ」で進みます。「いいえ」の場合は相談になるのですが、基本的に価格は売り手が決めます。

こういう決まりを書かなければならないのはナンセンスなのは承知していますが、これまでの商談の数々からこう「書かざるを得ない」状況を察して欲しい。


話し合いで「これを買いたい」「売ります」となったら、予め支払をしてもらいたい。(要相談) 「SL-1301なら、このぐらいが標準価格です」と説明します。その金額を全額支払って頂くのが有り難いのですが、内金のかたちでも構いません。

SL-1301の場合の標準価格を2万9千円とします。中古品なので、細かい傷等のマイナスポイントは付きものですが、仮に目立つ傷等が有る場合は、安くします。2万5千円程度でしょうか。逆に、極端にコンディションが良いベース機が入手でき、仕上がりが素晴らしい場合は、標準価格よりも高い金額を請求します。SL-1301の場合で、どんなに良くても3万5千程度が上限です。

なので、2万9千円を前払いしてもらった場合、差額が生じそうな場合は「もっと低くなります。高くなりそうです」と相談し、最終価格を決めます。引き渡し前に私が返金するか、追加支払をして下さい。


納期。納期はSL-1301の場合で2週間から1ヶ月程度。SL-1301の場合は、ベース機の調達にそれほど苦労しないので、これくらいの期間を考えます。ただし、納期は守れた試しがありません。色々な事情で遅れます。その場合はひたすら私を信じて待って下さい。こちらの事情で、納品は前後します。「私のSL-1301はどうなったのか?」と不満を感じる事があるかも知れませんが、ひたすら待って下さい。

「あのプレイヤーが欲しい」

等の気持を持っているのなら、とにかく連絡して下さい。ヤフオク出品は自転車操業なので、順番に出品しているわけではありません。

メールを待っています。
1200.tsl@gmail.com

Twitterでの問い合わせも受けています。
http://twitter.com/sl_1200a

お願い。メールは出来るだけあなたの希望をわかりやすく書いて欲しい。「私はこれをこうしたい、だからメールを書いています」という風に。メールを読んでも、結局何が希望なのかわからない、と言う内容が一番困ります。逆に「こういう事を考えているのだけれど、結局どうしたらいいのでしょうか」という相談でも構いません。ただ、「自分でもわけがわからない」というような内容は、極力Twitterを使って下さい。

自己紹介。どんな人か、どんなレコードプレイヤー等を使っているのか、プレイヤーを持っていないのか、好きな音楽はどんなものか。

欲しいものは何か。いくらくらいで、いつ欲しいのか。どうしてそのプレイヤーが欲しいのか。

個人情報。氏名、住所、電話番号

上記のような内容は教えて下さい。最初の問い合わせに全部書けとは言いませんが、発注時には上記の内容は私に知らせて下さい。













2020年8月26日水曜日

メールを使いたくない

説明や交渉、サポートの類。

とにかくメールは使いたくない。メールでやりとりしたら、やりとりのための凄まじいエネルギーを、one-to-oneの相手だけのために使うことになる。

もう考えられない。こんな非効率なことはない。そりゃ、相手のためにすることだからいくら面倒でもするべき事はするんだけれどさ。その人だけのために書くなんてばかばかしくてやっていられない。

説明や交渉、サポートって、9割方、ありふれた内容だ。対象の誰かにとっては未知のことだが。私にとっては山ほど先例があること。だからそんなクソみたいな事を誰かだけのために書くのはイヤだ。

例えばTwitterを使ってやりとりすれば。少なくとも数十人は読む。場合によっては何百のページビューになる。結局、やりとりが破断に終わったとしても、その内容は無駄にはならない。そういうもんなのだが。

なかなかこの事情は理解してくれる人はいない。「個人的なことだから公開したくない」という。でもさー、あなたもTwitter民なんでしょ。それなら公開して何の問題があるんだよ。いつもTwitterから他人のネタを読んで何らかの利益を得てるんでしょ。それなら自分も他のメンバーに対して、貢献したっていいでしょ。

Twitterで公開できないこと、公開しない方がいいこと、メールにした方がいい事って、本当に限られると思う。例えば"Momimomi_Urya"のクソ野郎はTwitterを通してサポート対象と商談をしているのだろうけれど、その内容はフォローしていてもわからない。多分、ダイレクトメッセージを使っているのだろう。ばかばかしい。ダイレクトメッセージなんて、非効率でナンセンスなツールを使ってやりとりするなんて。公開すればいいのに。公開すれば、修理を依頼する側にとっても先例がわかり、話しがスムーズだ。この手の顧客対応で公開できないのはせいぜい価格交渉位だろう。価格交渉だって、公開しても構わないだろうに。

ということで、saniu(例)とのやりとりも「ここにいない誰か」を念頭に置いて、しゃべって(書いて)いる。ここにいない誰かが読んでいるのを前提としているから、いちいち丁寧に背景まで含めて、誰が読んでも理解できるようなやりとりをしている。さにゅうも多分、何となくTwitterの意味を理解しているから、「内輪受け」「楽屋落ち」にならない態度を取る。

しかし、さにゅうとやりとりをしていて、そこに入ってくる第三者は今までにいない。嘆かわしいことだ。ネットワークを何だ考えているんだろう。

というような事を書いても、理解できる人は何人いるだろうか。はぁ

つまりさ、Twitterにおける一見one-to-oneに見えるやりとりは、決して当事者だけのモノではない、と言うことなのです。そこにAさん、Bさん以外のCさん(あなた)が入ってくれば、世界は大きく広がる、と言うことなのだが。

わかんねぇだろうなぁ。

2020年1月14日火曜日

レコードプレイヤー 梱包手順 2020

簡略なレコードプレイヤー、梱包手順 一般リサイクル業者向け

レコードプレイヤーは「こわれ物」です。比較的重い重量。破損しやすい内部パーツ、付属パーツが多い。

完全な梱包や、事故を100%防ぐ事は不可能です。常識的な「壊れ物扱い」の梱包をすれば、事故は防ぐことが出来ます。

大部分の破損事故は「不完全な梱包」「手抜き梱包」が原因です。防げる事故をお越し、顧客に多大な迷惑をかけるのは避けてください。



◎適切な箱を使用すること

衝撃を防ぐために、ある程度の強度がある箱を使用してください。何度も使用して、くたくたになった箱や、段ボール紙を切り貼りして、何とか体裁を整えたものは使用しないでください。


◎本体よりも大きな箱を使用する。

レコードプレイヤーよりも、大きな箱を使用してください。箱にプレイヤーを入れたときに、箱がプレイヤーに触るようでは小さすぎます。

プレイヤーを箱に入れ、数センチのすき間が出来る程度の箱を使用してください。そのすき間に、ショックを吸収するような緩衝材を詰めてください。緩衝材の厚みは、最低限3センチ程度を確保してください。(目安です)

適切な箱がなければ、購入し、費用を請求してください。各配送業者は適切な箱を用意しています。レコードプレイヤー配送に理想的なのは、佐川急便扱い「エクスプレスボックス LL」です。税込み251円。

佐川急便扱い エクスプレスボックスLL
https://www.sagawa-exp.co.jp/service/material/box/




















箱と中身の状態。箱の中で、プレイヤーが浮いた状態を作るだけ。箱と中身が接していたら、箱が小さすぎる。



◎クッション・シート(プチプチシート)使用上の注意。

クッションシートは厚みが一センチ有りません。これをレコードプレイヤーに巻いただけでは、表面の傷を防ぐ程度の保護にしかなりません。クッションシートで、レコードプレイヤーの保護をするのなら、何重にも重ねて、厚みを作ってください。


@ケーブル類(コード)取り扱い注意。

絶対にきつく締めないでください。折ると、簡単に断線します。ゆるく束ねてください。



@内部パーツの固定。

内部のパーツは固定してください。箱が斜めにされるのは日常茶飯事です。その状態でも、パーツが動いて、破損しないように固定してください。

 トーンアーム 紐やワイヤーで固定してください。
 ターンテーブル&レコードマット 取り外し、箱の底に置くか、プレイヤーに固定してください。




以下に、箱詰めの具体例を示します。あくまでも一例なので、この通りでなくても構いません。破損がないよう注意して箱入れしてください。
  



*箱入れ







































































写真は、内容をわかりやすくするために簡略しています。

1 ターンテーブル&レコードマットを新聞紙等でくるむ。
  箱の底に貼り付ける。
  すき間に、ショック吸収材を詰め、平らにする。

2 さらに、ショック吸収材を3,4センチ程度敷く。
  養生した本体を置く。
  本体の回りに、ショック吸収材を詰め、固定する。

3 本体の上に、ショック吸収材を4センチ程度詰める。
  箱の上に空間が余りすぎる場合は、箱を折りたたみ、低くする。
  箱の蓋をする。


最終確認

箱を揺らしたり、横倒し(45度)程度に倒しても、プレイヤーが揺れたり、破損したりしない程度に、ショック吸収材等をしっかり詰める。


2019年6月23日日曜日

SL-110 オークション出品例

SL-110 / 1100 傾向と対策 ver. 2019-06-23

[中古 ターンテーブル カートリッジ付]Technics SL-1100+ortofonシェル+SHURE M44G
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s577854500


\52,800
ljapan2016

製品の質は悪くない可能性がある。詳細な写真が無く、動作確認は無いも同然。未整備で「出しただけ」。価格が内容用に合えば、よい買物かも知れない。基本的に、このような出品は、古道具やでゴミを買うのと同じリスクがあると考えるべきだ。

出品者の評価をチェックすること。殆どが「良い」で、ごく一部の否定的な評価がある。チェックするのは否定的な評価だけだ。このような業者の出品は、不満があっても評価しない場合が多い。いわゆる報復評価を恐れるためだ。

ごく一部の否定的な評価を見れば、この業者の本質がわかる。オーディオ機器の商品知識が無く、対応も論外と言えるほど悪い。梱包もずさん。取引には要注意だ。会話は録音した方よい。

\25,000から、支払ってもせいぜい\30,000くらいまで。




テクニクス(Technics)当時の高級機SL-110と希少なEPA-102L のセットです!
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b318339179


\29,800
espritprit

EPA-102Lと搭載したSL-110。未整備品。それほど悪い状態では無さそうなので、整備前提の素材としては購入対象になるかも知れない。

未整備品。動作はまったく期待できない。全て整備が必要と考えるべき。トーンアームベースの状態は大変悪い。汚い。きれいにしようとしたら、完全に表面を研磨するか、塗装するしかない。

「SL-110を知らない人間が出品した未整備品」と言うことを念頭に置くべき。しかし、アームボードが酷すぎる。アームボードは付いてないと考えた方がいい。プラッターの状態は悪くないかも知れない。

2万から2万5千がいいところ。




(169)ターンテーブル Technics SL-1100
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m315705685


\20,000
yama_hd6789


リサイクル業者(クズ屋)が左から右に出しただけ。なんのチェックもしていない。品質は全く期待できない。

説明が無いので品質は写真から想像するしかない。外観は悪くはなさそう。速度コントロール系統がどの程度傷んでいるか等は全くバクチだ。トーンアームベースの状態が大変悪い。このアームベースも、オーディオ機器として目にするのは苦痛のレベルだ。

「注意事項:チェク出来ませんので、ジャンク品になります。ノ-クレ-ムノ-リタ-ンです。 」

どういう意味だろう。電源ランプが点灯するか、ターンテーブルが回転するか、等は必ずチェックしているはずだ。それを申告しないのは、商法上大きな問題になる。必ず事前に確認すること。

1万5千から2万程度。




TECHNICS SL-1100 (整備・調整品)
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l527177453

report_shift
\59,800

エレクトリックパートの整備をしていることは説明にある。しかし、SL-1100本体のコンディションが大変悪い。左手前、ダストカバーが塗装を削っている。その部分が錆ていて、土も詰まっている。後部写真を見ても、不潔な状態が気になる。

装備品が豊富だ。ダストカバー、ウッドベース、ストロボライト。

出品のボディコンディションが気にならなければ買っても良い。価格を吟味すること。アクセサリーを除いた本体価格は、2万台だと思う。この出品一括で3万から4万円台がせいぜいだろう。




テクニクス SL-1100 金田式ターンテーブルのベースに使用された機種です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v642537955

ktokiojp
\15,000

「押し入れにしまっていた」という。未整備品。動作に問題はないと言うが、まったく信頼できない。動作は整備前提だ。

アームベースの状態はマシな方かも知れない。ボディのコンディションが悪い。1ミリ程度の細かいスクラッチや塗装のハガレが無数にある。このような細かいコンディションを修正しないと、そばに置いて眺めていたい、と言う気にならない。フランジが割れたフットレストが1本ある。ゴムマットの状態は悪い。

出品価格の1万五千がせいぜいだ。2万出す気にはならない。




SL-1100 + JELCO TS-350S ターンテーブル + トーンアーム 完成品
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g349883296

ishiotoko0210
\119,000

「Luv works SOUND」の出品。品質が不明。整備箇所を問いあわせたが、反応無しにブラックリスト扱いされた。企業が、自分たちの製品の品質問い合わせに応えない、というのはどういう事だろう。嫌がらせと考えたか? しかし、質問内容は適切な内容だった。私なら誰が質問してもコンディションは説明する。そもそも出品説明に、整備内容を明記しないのが不適切だ。

Jelco製 TS-350Sを搭載している。このトーンアームはSL-110/1100には合わない。この大柄なキャビネットに、ぽつんとこの小さなトーンアームを搭載する意味がわからない。SL-110の製品コンセプトに合わない。このような小さなアームを搭載するためにこのような巨大なレコードプレイヤーシステムが必要なのか? 出品者は、部屋に転がっていたTS-350Sを何も考えずに使っただけだろう。

「12インチのロングアームも搭載できます。ロング用のアームボードも添付します」としている。

詐欺とは言わない。自分で読み返して、平気なのだろうか。ヤフオクは様々な人間が見るマーケットだ。このような不適切な事を書けば、自分のショップの名誉に関わることを考えないのだろうか。

SL-110/1100にいわゆる「ロング・アーム」は合わない。この出品者の説明は「ボディの中に収まるから使用できます」というレベルに過ぎない。SL-110/1100なら、実効長240から250程度のミディアムサイズのトーンアームがベストだ。松下電器の設計陣は、標準のEPA-110に合わせてボディを設計している。このバランスは絶妙だ。これ以上のトーンアームを搭載すると、使用感が落ちる。非常に窮屈な感じを受ける。

「ロングアームが搭載できる」というアームベース、よく見て欲しい。8本のビスは標準と同じだ。だから、右側のビスから外寸までの距離を広げただけ。この拡張になんの意味があるのか? なんの意味もない。 このようなごまかしのボードを使って、「ロングアームが搭載できる」とする出品なのだ。

品質不明なので、この出品は購入出来ない。

2019年6月11日火曜日

SL-DL1 / QL1 梱包諸注意

SL-DL1 / QL1、梱包諸注意です。


1適切な強度の箱を使うこと

箱を切り貼りして、箱を作らないでください。強度が足りません。プレヤーに段ボール紙を貼り付けて送るようなことは絶対にしないで下さい。


2プレイヤーを、ショック吸収材等でくるむこと

プチプチシート等でくるむ場合は、必ず重ねて下さい。プチプチシート1枚では、衝撃を防ぐことは出来ません。最低限、3センチ程度の厚みになるよう、重ねて下さい。

新聞紙を使ってもかまいません。ただし、よほど注意しないと、新聞紙はつぶれてしまいます。つぶれた状態でも、3センチ程度の厚みになるよう注意して下さい。


3適切な大きさの箱を使うこと

SL-DL1/QL1を収納した箱が、以下のサイズより小さくないこと。(最低限、以下の寸法よりも大きい箱を使ってください)

横 47cm
奥行き 38cm
高さ 15cm

前述のサイズよりも小さな箱では、プレイヤーを安全に運ぶことは不可能です。難しい話しではなく、プレイヤーの寸法に対して、ある程度のゆとりのある箱を選べば、自然にこのサイズになります。

つまり、プレイヤーが箱に触れない程度のゆとりがある箱を選べば、その箱のサイズは、前述の大きさよりも大きくなります。これよりも小さな箱は、事故の衝撃を防ぐことが出来ません。最低限、この大きさは確保して下さい。


4内部パーツが外れないよう、固定する

SL-DL1 /QL1では、ターンテーブル(回転板)と、ゴムシートを固定して下さい。そのままでは、輸送中に外れ、ダストカバーが傷だらけになります。

簡単に固定する方法は、ゴムシートの上にクッション材を置き、ダストカバーと本体を固定します。この状態なら、箱が斜めになっても外れません。


結局、SL-DL1 / QL1を梱包する場合は、120から140位の荷姿になるよう、心がけて下さい。このくらいの箱のに、適切な梱包材で保護すれば破損のリスクは少なくなる。















箱の底に新聞紙を敷いた例。つぶれていて、衝撃を吸収できない。


















上の例で、プレイヤーの上に新聞紙を山ほど詰める。中身の上部空間にクッションを詰めても、あまり意味がない。


















プレイヤーの底にクッション材を使う例。スポンジ状のクッション材を使った。別に何を使っても構わないが、レコードプレイヤーは重さがあるために、新聞紙を使う場合は、完全につぶれないように注意する。




















上記のスポンジの上に、保護したプレイヤー本体を置く。その上で、本体が箱の中で動かないように固定する。プレイヤーの上に、クッション材を置く。




















SL-DL1 / QL1は本体が薄い。このまま箱詰めすると、上部の空間が大きくなり、クッション材を多量に必要とする。適当な高さで箱を折る。

箱が大きければ運びづらくなり、事故の可能性が高くなる。

2019年2月13日水曜日

LUXMAM PD121、131シリーズの販売に関して

LUXMAN PD121シリーズの販売に関して。

PD121、121U、121A、131、K131。これがラインナップだ。

121はナショナル・テクニクス製、SP-10モーター採用。
121Uは、輸出使用の国内販売点用品で、内容は121。
121Aは、クォーツPLLモーター搭載。多分、日本電産製モーター。
131、日本電産製モーター採用。
K131、131のキット製品。全く131と同一内容。ただし、組立は購入者。







ヤフオクにおける販売価格。

PD121、121U、9万から10万程度。
121A、121よりもやや安価。ほぼ同一。
131、6万から7万程度。K131はやや安価。

納期は1ヶ月から2ヶ月程度。プレイヤーの在庫が有れば、数週間で商品化するが、通常は在庫がありません。その場合は、コア機が見つかるまで時間がかかる。それでも、オーダーから2か月程度有れば通常は引き渡しできる。

トーンアーム 「sme 3009s2 IMPROVEDを付けて欲しい」というオーダーが殆どだ。

3009s2 IMPROVED、5万円程度。専用のs2シェル(金網シェル)をセットするなら、7千から1万程度アップ。

3009s3シリーズ、5万から6万程度。






s2 IMPROVEDにしろ、s3にしろ、大変よいアームだ。音も良いし、美しい。耐久性も優れている。私が生涯使いたいアームの一つ。だから、「これはよい」といつも書いている。

その影響も有ってか、「smeを付けて欲しい」とカスタマーは考えるのかも。ただ、誰にも3009s2 IMPROVEDやs3がベストとは限らない。人それぞれ、求めるものが違うはずだから。

それに、s2 IMPROVEDにしろs3にしろ、205c2シリーズのような軽量タイプのカートリッジにしか合わない。s3は、改善され、現代の「硬くて重い」MCタイプのフォノカートリッジにも合うように設計されているが、基本は低質量、低コンプライアンス対応の
トーンアームなんです。

だから、自分が求めるものは何か、と言うのをよく考えて欲しい。例えば、同じsmeと言っても、オルトフォンSPUシリーズを使いたい人は、絶対に3009s2 IMPROVEDはダメです。サブウェイトを付けて無理矢理つじつまを合わせる、など言語道断。音は良くないし、重さに絶えかねて、アームが短期間で壊れるだけ。

DL-103等のMCタイプに合わせるなら、デンオンDENONのトーンアームはsmeを合わせるよりもベストマッチかも知れない。特にDA-309や307は低域共振を排除する仕組みが研究されていて大変よい音を出す。しかも精密感を醸し出す外観は素晴らしいし。

ただ、ビギナーなら、左も右もわからない、という事もあるかも知れない。それなら「ブログで見た3009が格好いいので憧れた」というのも否定はしない。形や雰囲気で始める、というのもあり得ます。

しかし、私の商品化で、PD121シリーズとsmeを組み合わせると相当高額になる。それは私にはどうしようもない。内容を見てくれ、ヤフオクで売り買いされるゴミのようなPD121やsmeとは全然違う、と考えてはいるが。

無理をして、高額なプレイヤーを買う必要はない。もっと手の届きやすいプレイヤーシステムでも、美しい音は充分楽しめるのだ。例えばポルシェの911の乗り味に惚れ込んだら、911を買うしか無い。他のスポーツカーでは、911から得られる喜びは感じられないから。

でもオーディオ製品は違う。特定のスポーツカーから感じる味は他の代替品では満足できないけれど、PD121でなくても、それに近い音をもっと安い費用で実現する方法は有るんです。



3009s2 IMPROVEDをどうしても手に入れたければ、テクニクスSL-1200が大変よくマッチする。初代のSL-1200がベストマッチだが、信頼性の向上したmk2以降モデルでも良い。SL-1200もまた、3009s2 IMPROVEDを想定して設計したモデルだ。




3009をあきらめればもっともっと気軽に始められる。デンオン、DENON DP-790シリーズや、DP-1700シリーズ。やや質素で禁欲的だが。基本に忠実で素晴らしい製品だ。私のプレイヤーで、2万円台から出品している。




デンオンでは華がないと感じるなら。マイクロ精機、DD-5がある。これ1台で完成しており、ユーザーが一切手を入れる必要はない。大変コンパクトな外観ながら、モーターもトーンアームも、そして外観も完成している。そして何より美しく、部屋にあるだけでうれしくなるプレイヤーだ。これが4万から5万程度。





現在ヤフオクで出品をしている。出品は場当たり的で、計画的には行っていない。だから、あなたが待っていても、欲しいモデルがちっとも出品されない、と言うことになる。

自分から積極的にオーダーして欲しい。メールでもtwitterでも構わない。

「**が欲しい。納期や価格を教えて欲しい」

こういう具体的なオーダーが有り難い。

 1200.tsl@gmail.com
 http://twitter.com/sl_1200a/


どんな相談にも応じる気持はある。「今は買えないが、半年先位に」というのでも構わないんです。ただ、正直に聞いて下さい。自分が今、私から何を聞きたいのか、あなたが何を欲しいのか、それをはっきり表して下さい。

あなたのオファーを待っています。私はあなたのレコードライフが素晴らしい形でスタートできるだけのものを提供します。

2016年11月18日金曜日

レコードプレイヤーを安全に梱包する SL-1200

簡略なレコードプレイヤー、梱包手順
一般リサイクル業者向け

レコードプレイヤーは特殊な「壊れ物」商品。
10kg程度、比較的重い重量。破損しやすい内部パーツ、付属パーツが多い。

完全な梱包や、事故を100%防ぐ事は不可能である。
しかし、事故の大部分は「不完全な梱包」「手抜き梱包」が原因。
常識的な「壊れ物扱い」の梱包をすれば、事故は防ぐことが出来る。

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◎適切な箱を使用すること

レコードプレイヤーを保護するのは、箱だ。
衝撃を防ぐために、ある程度の強度がある箱を使用する。
(何度も使用して、くたくたになった箱は使用しない、の意味)

◎本体よりも大きな箱を使用する。

出来るだけ、レコードプレイヤーよりも大きな箱が良い。
レコードプレイヤーよりも大きな箱を使い、
隙間にショック吸収材をつめる。
出来れば、プレイヤーの周囲に4cm程度の厚みの
ショック吸収材を入れたい。


◎クッション・シート(プチプチシート)
使用に注意する。
クッションシートは、厚み1cmに満たない。
商品に一枚巻いただけでは、衝撃を防ぐことは出来ない。

基本的には、表面の擦り傷を防ぐために使用する。
衝撃を防ぐ目的でクッション・シートを使う場合は、
数毎以上重ね、厚みを作ること。
5回(5枚)以上牧、数センチの厚みを確保しないと意味がない。


@ケーブル類(コード)取り扱い
絶対に、きつく締めないでください。
折ると、簡単に断線します。ゆるく束ねてください。

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以下、具体的な手順


*フット(足、インシュレータ)取り外し、保護

大変弱い部品なので、可能なら取り外す。
厚さ5mm程度のプラスチック製。
斜めから衝撃を受けると、簡単に破損する。

レコードプレイヤーを上から見て、時計廻し(右)に回すと、
簡単に外れる。固くて外れない場合は無理をせずにあきらめる。
















  
*トーンアーム部分、保護

アームレスト部分、ひも等で結ぶ。(必ず)

Bアーム部分、本体キャビネットにテープ等で貼り付ける。
   (強粘着しない)

Cカートリッジ部分、緩みがないか確認する。



*ターンテーブル(回転板)、レコードマット取り外し
本体からターンてブルと、レコードマットを取り外す。



*本体をクッションシート等で保護

本体をクッションシート・等で保護する。
表面を保護するだけなので、1重から2重程度でよい。



*箱入れ





































































写真は、内容をわかりやすくするために簡略しています。

1 ターンテーブル&レコードマットを新聞紙等でくるむ。
  箱の底に貼り付ける。
  すき間に、ショック吸収材を詰め、平らにする。

2 さらに、ショック吸収材を3,4センチ程度敷く。
  養生した本体を置く。
  本体の回りに、ショック吸収材を詰め、固定する。

3 本体の上に、ショック吸収材を4センチ程度詰める。
  箱の上に空間が余りすぎる場合は、箱を折りたたみ、低くする。
  箱の蓋をする。

最終確認

箱を揺らしたり、横倒し(45度)程度に倒しても、プレイヤーが揺れたり、
破損したりしない程度に、ショック吸収材等をしっかり詰める。